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Channel: 教化センターリーフレット –真宗大谷派(東本願寺)大阪教区「銀杏通信」
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今月のことば/千賀雅夫

煩悩具足の凡夫 火宅無常の世界は よろずのこと みなもって そらごとたわごと まことあることなきに  ただ念仏のみぞ まことにておわします 『歎異抄』(聖典640頁)  「煩悩具足の凡夫」とは限りなき欲望をそ...

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今月のことば/新田修己

善人なおもて 往生をとぐ いわんや悪人をや 『歎異抄』(聖典627頁)  煩悩具足のわれらであるとの自覚に立って開かれた浄土真宗は、悪人正機の宗教である。善人であるとか悪人であるとかは、あくまでも相対的価値観...

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今月のことば/秦治人

仏かねてしろしめして  煩悩具足の凡夫と おおせられたる 『歎異抄』(聖典629頁)  煩悩具足の凡夫という言葉は、私を浄土信仰に導く厳粛な仏言である。  このことを忘れると驕慢心を隠すためや造悪無碍的な居直...

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今月のことば/稲垣俊一

弥陀の本願には 老少善悪のひとをえらばれず 『歎異抄』(聖典626頁)  私たち人間は一人一人、いかなる国、いかなる民族であろうとも、また、いかなる生き様をしようとも〈老・少・善悪のひと〉を選別しないで、すべ...

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今月のことば/由上義孝

みなことごとく 如来大悲の恩を報じ 徳を謝すとおもうべきなり 『歎異抄』(聖典635頁)  東日本大震災の後、暫くTV界は一切の広告を控え、AC広告機構の次の詩を流しました。「〜確かに〈こころ〉はだれにも見え...

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今月のことば/寺林惇

なごりおしくおもえども 娑婆の縁つきて ちからなくしておわるときに かの土へはまいるべきなり 『歎異抄』(聖典630頁)  自分が、生業やいろいろな役目を与えられた境遇で、どのように生きて、いかに死んでいくか...

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今月のことば/當麻円純

如来ともうすは 無碍光如来なり 『唯信鈔文意』(聖典547頁)  如来とは、真如(絶対究極の真理)に随って来たり現れた者のことで、仏のことです。『浄土論註』には 如来は法相の如く解り、法相の如く説き、諸仏安穏...

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今月のことば/松山正澄

自力の信 自力の善にては 実報土にはうまれずとなり 『唯信鈔文意』(聖典552頁)  お釈迦様は、すべての人が悟りを開けるようにたくさんの入口を説かれています。八万四千の法門です。しかも、誰もが意欲をもって修...

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今月のことば/安城正人

願生彼国は かのくにに うまれんとねがえとなり 『唯信鈔文意』(聖典549頁)  『仏説無量壽経』に「本願成就の文」という大切な経文があります。その中に「願生彼国、即得往生、住不退転」(彼の国に生れんと願ずれ...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/3

如来 微塵世界に みちみちたまえり 『唯信鈔文意』(聖典554頁)  『唯信鈔文意』では、涅槃を仏性といい、仏性を如来と表されます。また、この時の如来とは、阿弥陀如来のことです。そして、標記の語の後には、「す...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/4

本願他力をたのみて 自力をはなれたる これを唯信という  『唯信鈔文意』(聖典547頁)  親鸞聖人は、法然門下の先輩である聖覚法印が書かれた『唯信鈔』を大切にされます。そして、その標題の「唯信」ということに...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/5

無上智慧の尊号をききて 一念もうたがうこころなきを 真実信心というなり 『唯信鈔文意』(聖典549頁)  この言葉にある、「無上智慧の尊号」とは、南無阿弥陀仏のことです。「尊号」という場合には、本尊としての名...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/6

回心というは 自力の心を ひるがえし すつるをいうなり 『唯信鈔文意』(聖典552頁)  何か悪いことをしたり、罪を犯したりすると、反省を促されます。それは、「改心」と呼ばれます。「改心」したとか、「改心」す...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/7

信心をえたるひとをば 分陀利華(ふんだりけ)とのたまえり 『唯信鈔文意』(聖典556頁)  『仏説観無量寿経』には、「もし念仏する者は、当に知るべし、この人はこれ人中の分陀利華なり」と、説かれています。  こ...

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今月のことば/教化センターリーフレット2012/8

わがくににうまれずは 仏にならじと ちかいたまえる本願なり 『唯信鈔文意』(聖典558頁) 『仏説無量寿経』には、法蔵菩薩という菩薩が師である世自在王仏の前で、自らが仏と成るために、一切衆生が救われ、そして一...

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